【書評】1984(ジョージ・オーウェル)監視社会…ただのフィクションではない?

  • 2020年5月18日
  • 2020年5月19日
  • BOOK

都市伝説で必ず出てくるのが、これ、ジョージ・オーウェル著の「1984」。

先日、中田敦彦さんのYouTube大学でもこの1984が取り上げられていました。

ずっと読みたいと思っていたので、それをきっかけで内容を知ることができました。またKindle Unlimited(Kindleの月額読み放題プラン)でも1984(マンガ版)を見つけたので、さっそくダウンロードして読みました。

タイトルの1984は、1984年のことです。

国民が国によって、仕事も生活もすべてがっちがちに監視されている社会を描いた小説です。

中田さんが動画の冒頭で

1984年でしょ?レトロフューチャー(古い)じゃん!っていう方、違うんです。何度も売れているんです。今までに何度も。社会情勢が不安になったり、国がまずい方向に行ってない?っていう度に売れている。
https://www.youtube.com/watch?v=wG2u0Yo_m3I

と言われています。

このように1984は、今でも読み続けられているんです。

そんな【1984】を今回はご紹介します!!

「1984」とは、どんなお話?

この小説は1948年に書かれた小説で、そこからの近未来に出来上がった「監視社会」のお話です。

絶対的な権力に「監視」され自由に活動したり、思想を持ったりすることができない社会に疑問をもったウィンストンの行動が描かれます。
その設定や世界がなんとも言えません。

「1984」の世界観(設定)


出典元:wikipedia

第三次世界大戦後、世界は国々は併合されて3つの超大国のみになっています。

・オセアニア…イギリス、アメリカ、オーストラリア。特に英語圏だった国がまとめられている。
・ユーラシア…ロシアとヨーロッパ(イギリス以外)。
・イースタシア…中国、日本、東アジア。
主人公のウィンストンは、オセアニアの国民です。
どの国も1党独裁政権になっています。
※自民党、民主党、共産党…って感じではなく、超自民党絶対政権みたいなのが1党だけあるってことです。
正体も存在もわからないが【ビッグブラザー】と呼ばれる指導者が率いる党が、オセアニアにあるたった1つの政党です。

出典元:wikipedia
ビッグブラザー(偉大な兄弟の意味)は、「国民の愛すべき対象」とされ、街中には「BIG BROTHER IS WHACHING YOU(ビッグブラザーがあなたを見守っている)」という言葉と彼の顔が描かれたポスターが貼られています。

「1984」での階級制度とウィンストンの仕事について


出典元:wikipedia
国民は3つの階級制度が設けられています。
・党中枢(上層階級)
・党外郭(中層階級)
・プロール(その他の国民で下層階級)
党中枢は、全体の2%未満。党外郭は、13%。残りの85%がプロ―ルという、党に支配されている下層階級です。
ウィンストンは、中層階級の党外郭に所属をしています。
仕事は、”数字の書き換え”です。歴史やニュースなど、国民が目にする様々な情報は全て党の中で改ざんされたものばかりでした。
ウィンストンは嘘で並べられた数字をまた嘘の数字に書き換えるという仕事をしています。
↑すげぇ設定(;’∀’)

「1984」では、どのように監視されているのか?

テレスクリーン
テレスクリーンと呼ばれるモニターが職場や家に設置され、常に行動が監視されています。プライベートはありません。
ビッグブラザーのポスターの目の部分も、モニターになっています。
思想警察
考えていることについても監視されています。反政府的な思想を持つと逮捕されてしまいます。
また反政府的思想を持つ人間を通報すると、褒賞がでる(お金がもらえる)ようになっています。より洗脳されている子どもたちは、褒賞目当てに警察のマネごとをして、自分の親も平気で通報します。
セックスについて
セックスは子ども産むためだけの行為であり、『快楽を求めてはいけない』という決まりもあります。
文字を減らす
国民の「思考力を低下させる」目的で言語として使われる語彙が減らされています。
例えば、『面白い』の表現として、「微笑ましい」「爆笑する」「ウケる」などのは、すべて含めて「面白い」しか使われないように教育されていきます。
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これらは1984に登場する監視対象の一部ですが、ホントにすごい設定です(;’∀’)

【必見】中田敦彦さんのYouTube大学での「1984」

このブログは「1984」の小説、もしくはコミック版を紹介したいと思って書いていますが、その前に中田敦彦さんのYouTube大学を観ることをオススメします!

中田さんが「1984」について動画配信しているのですが、まんま内容わかっちゃいます(笑)

僕も中田さんの動画を観てから、マンガ版を読んだんですけど・・それでわかるのは、中田さんのひとり芝居すごいっす(笑)

ホントにまんまだし、わかりやすいし、感情も伝わるし、面白いです。

【1984年①】恐怖の監視社会を描いたディストピア近未来小説

【1984年②】現代と類似する監視社会の結末は?

もう1回いうけど、本当にすごい、これ(笑)

さらに興味が湧いたら、僕が読んだコミック版を読んでみることをオススメします。

もしくはもっと深く知りたいっていうのであれば小説版を読むべし!ですね。

⇩コミック版はこちら

「1984」を執筆したジョージ・オーウェルの逸話がすごい


出典元:https://internationalnews.proquest.com/

1984年の世界を想像しながら書かれた「1984」は、1947~1949年にかけて執筆されました。

その間、著者のジョージ・オーウェル氏は、結核と戦いながら「1984」の執筆に臨んでいたのです。

1949年についに発刊。1950年にジョージ・オーウェルは亡くなっています。

まさに「命がけ」で書かれています。

全体主義・管理社会的な考えに、思想が傾向することへの警鐘を鳴らしています。

「1984」を読んで、僕たちが考えるべきこと

「1984」を読まれた方、中田さんの動画を観られた方・・なにを感じましたか?

「ただのフィクション?」と何も感じませんでした?

もしくは「この先、こうなっちゃうの?」と不安を感じました?鋭い方で「あれ?すでにこうなってることもない?」って気付かれたました?

・ビッグデータって知ってますか?

例えば、何気なくamazonやYouTubeなどを開いた時、あなたが観ようとした商品、動画がトップページに表示されている・・・なんて経験ありませんか?

行動の1つ1つがデータ管理され、あなたの趣味趣向はすでに把握されている、という状況です。

Facebook、iPhoneで写真を確認すると、写真の画像からあなたやあなたの友達も認識されています。

監視カメラに写ったら、自分がどこにいるのかも知られてしまってるでしょうね、きっと。

・メディアは嘘が多い?

これも最近、みんな気付き始めたのではないですか?

特にネットニュースはひどいですね。ラジオで話したことの一部分だけを切り取って、印象が悪くなるような記事を書くなど・・

・語彙を減らす

また語彙を減らすというのも、コワいなと思いました。

日本も使われる漢字が簡略化されているの、知っていましたか?

例えば「気」という字、こういう「氣」で書かれることもありましたが、今ではまず使われることがないです。

どんどん思考が奪われている

ことに気付いていますか?

テレビは「考える力」を弱めるために導入されたという話があります。

現実問題・・

今、本を読める人がどんどん減っていっていることを知っていますか?

こんな本まで出ています。

最近の子どもたちは、教科書が読めなくなっているそうです。

保育園、小学校で働く友人がいるので、本当にそうなっているみたいです。これが原因でどういうことが起きているかというと・・

言葉の文法がおかしくなっているそうです。

主語の使い方ができなくて、何を話しているのかがわかりにくくなっているみたいです。

また本が読めない原因として、「読解力」が低下しているみたいです。何を言っているのか、わからない・・・

Twitterのコメントを見たら、感じることありませんか?

発言している人と全く違う意図で理解していたり、会話が成立していなかったり・・とんでもないことになってますよね?

いい学校に行って、いい会社に就職する。年功序列・・。今まで当たり前だと思っていたものがどんどん崩れて行っています。

今のままで大丈夫なのか?と考えてるけど、結局何をしていいのかわからない。

コロナによる経済低迷も、予想もしませんでしたよね。

『不安』『恐怖』・・・いろいろと心穏やかに過ごせない状況でもあると思います。

でも思考を止めないでください。

とにかく考えましょう。希望は必ずあります!

まとめ

「1984」・・興味持てましたでしょうか。

興味持って読まれた方は、あのエンディング・・やばいですよね(;’∀’)

1984、一度読んでみられることをおすすめします(^^)/

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