先日、入塾した『高梁川志塾』の講義がいよいよスタートしました。
どうも、hat(https://twitter.com/hat__29)です。
地域活動を学ぶために志塾に参加させてもらっています。そこでの学びをあなたにもシェアできたらと。
7月3日、最初の講義は児島でのフィールドワークから始まりました!
目次
フィールドワーク:児島の繊維産業を学ぶ
さっそくですが、場所は児島の王子ヶ岳のレストハウスまで来ました。
講師の方はland down underの池上慶行さん。
land down under
land down under
瀬戸内海に面した街、倉敷市児島を拠点とするアパレルレーベル。「サーキュラーエコノミー」の考え方をとり入れ、経年変化を楽しみながら永く着られるデザインと、リサイク...
池上さんはアパレル業界に興味関心があり、東京から繊維の町・児島に来られました。
最初は地域おこし協力隊として活動し、地元のカフェや繊維工場などを回りながら、住んでいる人たちとの人間関係を構築していかれたそうです。
そこで児島に交流の場があったらいいな、とカフェとゲストハウスが一体となった場所を。
※具体的なゲストハウスの名前を聞いていませんが、おそらくこれですね。エブリデニムさんで一緒にやられていたんですね。
その後、循環するジーンズブランド「land down under」を立ち上げます。
ここまでのお話はかなり勉強になりました。
その中で印象に残ったワードをシェアします。
「課題探し」をしない
課題があると決めつけ、また自分がその課題を解決する救世主と思い、課題探しをしない。
これを主軸にしてしまうと、せっかく目の前に「瀬戸内海を一望できる素晴らしい景色」など「イイモノ」があるのも関わらず、ワルイモノばかりに目が行ってしまう。
この講義で僕が学んだのは・・
地域の方とのコミュニケーションを取ることが重要
と感じました。
これからの自分の拠点は岡山の表町になります。もちろん岡山県全体を盛り上げたいという気持ちもありますが、まずは近場の方々との人間関係作りを始めていきたいなって思いましたね。
↑一応追記しておきますが・・元々前のお店にいる時もそうやって人間関係作りには取り組んでいましたよ!改めてこれが大事だなって気付かせてもらったってことです。
これは本当に大きな気づきです。
街の声を聴き、街に寄り添った活動が重要だなと感じましたね。
染物体験:インディゴ染めとスレン染め
前半は池上さんの活動を講義形式で。後半はレストハウスの屋上に上がって、染物体験させてもらいました。
・インディゴ染め
・スレン染め
の2種類の染物を体験させてもらいました。
インディゴは、いわゆるデニムに使われている染料です。粒子が大きく、擦れると色が落ちやすく独特のあの風合いが。
スレン染めは作業着やTシャツなどに使用されます。汗をかいたり、擦れたりしても色落ちしにくいのが特徴です。
ではさっそく、レポしていきます!!
池上さんが染料を作ってくれています。
こちらはインディゴです。
各自、布を持参しています。黄ばんだシャツなど。現地でも白のストールは購入可(1枚500円)。布を染料の入ったバケツにダイブ。
そして搾ります。
最初、インディゴは濃いネイビーな色合いになります。その後、空気に触れると酸化して青色っぽくなります。
さて、僕は・・・じゃん!
飲食店で仕事着に使っていた白シャツです。いい味出てますね~笑
これが・・・・
じゃん!
こうなりました!!!笑
どうですか!?めっちゃキレイじゃないですか?
白地の柄がくっきり見えるようになってますね。
続いて、スレン染めを・・
これが・・・
こうなりました!!
写真ではうまく伝わりませんが、灰色っぽいネイビーの色になりました!!
みんなの作品もこんな感じです。
あのきったない・・趣のある白シャツ。二度と着ることはないな、と思っていましたが、また着てみる可能性が出てきましたね笑
しかも自分で染めてるので、愛着も湧きますね。
ちなみによく見ると油ははじきやすいので、油をはじいた独特の色合いになってます。それも味があって。
これぞ、サスティナブル!!
って思いましたね。
劣化したら、新しいのに。てのが多いと思いますが、一回染めてみるのもいいなと思いましたね。
気軽に染めれる環境があってもいいなって。
究極、黒色にしてしまえば、ほぼ新品に生まれ変わりますよ。
まだまだ使えるなって。
またland down underさんやITO-NAMIさんがやってるような、使わなくなった服を繊維に戻して服を作り直す。
こういうのが当たり前になったらいいなって思いましたね。
それから・・
前半の講義の際に、染料についてのお話もありました。ちなみに今回のインディゴ染めとスレン染めも石油由来の科学的な着色料です。
インディゴ=藍染めとは違うようで、藍染めがいわゆる植物由来の自然な着色だそうです。
藍染めのがええやん!って思いますよね。僕もそっちがタイプです。しかし藍染めでジーンズ1本作ろうとすると、販売価格は10万円くらいになるみたいです。
なるほどなぁ~~と。10万円のジーンズ。よっぽどのマニアの方しか買えませんよね。
いろいろと考えさせられましたね。
まとめ
今回は繊維の世界のモノづくりについて学ばせてもらいました。
高梁川志塾に入るまで、池上さんのような方がいらっしゃるって知りませんでした。同じ岡山県にいるにも関わらず。
しかも外から来て、岡山の地に足を付け、街の人と連携して・・とっても勉強になりましたね。
地域活動していくので、大事なことは現地での交流ですね。これしかないなって思いました。
今日もあなたにとって何か1つでも得れるものがあれば嬉しいです。
ではではーーーーー
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