もうホントに今頃?って感じなんですが・・・最近になって『ローランド』さんにハマっています。自分、男ですけども。
テレビを見ていないこともあり、存在を最近まで知りませんでした。YouTubeでアップされている動画で見かけるようになり・・すっかり魅力に惹き込まれてしまいました。
【ローランド=名言】が代名詞になっていますが、なぜこんなにもローランドのことばは突き刺さるのか。僕に(笑)ダーツで心臓を撃ち抜かれた感覚です。
1日6000万円を売り上げるほどのカリスマホスト。今は事業家としても活躍。
YouTubeにアップされている動画は、この短期間で一気に観ました。その中でも『人生逆転!カリスマ塾』という番組でのローランドさんの言動や行動を元に考察してみました。ちなみに番組はローランドさんが下町の商店街を歩き、悩み相談をしていくという内容です。
名言への解釈は、個人的な見解ですので。メッセージの意味は、ご自身で受け取ってください。
名言①:いつも業界を変えるのは1人のスター
人通りに少ない商店街を盛り上げるには、どうしたらいいですか?の悩みにローランドが答えたひと言。意識改革や商店街のルールを改善するとかではなく・・
「いつも業界を変えるのは1人のスター」
これは、突き刺さりましたねぇーーーー。まずは自分が変われってことですよね。僕は飲食店の経営者でした。お店の売上を上げるのに取り組もうとまず考えたのは、メニューの改善やお店のレイアウト、そしてスタッフの接客の改善でした。大事なのは自己改革。
スターという表現は深いなと思いましたね。努力や自分磨き。心から楽しんで働いてみる。その姿は自然と輝いているんじゃないかなって。最近、仲間の経営者を見てて、みんな輝いてるなって想う!自分も輝けるようにがんばろう!!
それからスターになるためには、アイコンが必要。「ローランド=名言」となるような、この人と言えば、これ。となるようなアイコニックなものがいると言われていました。これも…なるほどぉ~!!めちゃめちゃ勉強なるなぁ、ホントに。
名言②:欲張る気持って商売する上で邪魔
続いてはパン屋の「ももぱん」へ。食パンを主力として売りたいのだが、「人目を引くネーミングが思いつかない」というお悩み。
逆転の発想…パンはライバルが多い。インスタで検索しても、かなりの数がすでに存在するので目立ちにくい。日本語で「ん」で始まる言葉って無い・・・
出てきたネーミングが・・・
「んぱ」
すごいわ。これも刺さりました。僕(笑)。無いものを生み出す。これは一歩間違えると誰にも見つけてもらえない存在にもなりがちですが・・・。
んぱって言う遊び心とローランドがネーミングして決まったっていうストーリーも良いですよね。
ローランド「しりとりの歴史が変わる」
その後、食パンの売上を伸ばしたいという悩みから、パンのメニューを減らすように提案した時に出て来たのがこれ。
「欲張る気持って商売する上で邪魔」
飲食店時代、同じ悩みを僕も持ちました。一つ一つのメニューには、こだわりがあってどのメニューも削るのは胸が痛かったりします。でもお客様に自分が売りたいものをこだわっているものを伝えるために、メニューを絞ることは大切ってことですね。
これ聞いてすぐに当ブログのメニューを減らしました(笑)
ローランド「無駄を取れる人ってビジネスセンスある」
名言③:シンプルにするのって派手にするよりも難しい
その後、老舗のたこ焼き屋さんが看板をどう書いたらいいのかわからないという悩みに対しての助言。
「シンプルにするのって派手にするよりも難しい」
メニューがいろいろ載っている看板に対して、一つのメニューを載せた方が良いというアドバイス。看板のスペースを目いっぱい埋めようと思うかも知れないけど、「空白の美学」があると。言われてみるとメニューがたくさん書かれている看板は、遠くからだとわりにくいしちゃんと見ないと読めない。
これも先ほどの「欲張る気持ちは・・」に通じる「シンプル」「売りを絞る」など共通した思考だと思います。僕もビジネス書などで散々同じことを聞き続けていましたが、なかなかできなかったりします。これを体現することが本当に大事だなってあらためて思いました。
ローランド「足し算より引き算」
名言④:集客は五感で勝負しろ
お客様とのコミュニケーションの取り方に悩むやきとり屋の店長さんへのアドバイス。
「集客は五感で勝負しろ」
やきとりを屋内で焼いているため、外の焼いている時のいい匂いがないことを気にしてのひと言。ローランドさんは香りにこがわっていて、エルメスの香水を使用しているようです。エルメスの香水は主に年齢層高めの方がつかっているので、あえて若い子が使う香水ではなく落ち着いた香りを纏うことで「意外としっかりしている」という印象を与えるそうです。
なるほどぉ~。これを聞いてエルメスの香水を買おうかと思ったのは、言うまでもない。
「五感で勝負」ってのは、目からうろこでした。そしてなるほどーっと。やきとりの屋台などは焼いている匂いで、嗅覚を刺激する。看板で惹きつけるなら、見栄えで視覚を刺激するってことですよね。この二つはすぐに思いつきますが、まだ他にも五感にうったえかけることはある気がして来ました。
僕らネットの世界で言うと、サイトの構成や画像の使い方・・最近では動画など・・・「視覚」と「聴覚」に投げかけることが大事なのかも知れないですね。考えてみよ。
あと追い:「んぱ」のパン屋さん「ももぱん」のその後
ローランドさんは、「んぱ」のネーミングだけでなく、不老不死のハーブを使った青色とピンク色の食パンつくりの提案をしていました。
番組でも後日、実際にローランドさん自身がお店に足を運んで「んぱ」がどうなったかを確認しに行っていました。
ももぱんさんはアドバイス通り、メニューのラインナップを減らし食パンの商品名を「んぱ」に改名していました。その結果・・
いつもより食パンの売上は、好調に伸びていました!さすが的確なアドバイス!!テレビで放送前なので、テレビ効果ではなく「アドバイス」の結果ですね。
このももぱんさんの「んぱ」をあと追いしてみました。
ローランドさんのアドバイス前は、ほぼ存在しなかったであろう「#んぱ」に377件の投稿が集まっていました。
本来、最初のロケの一日だけに出演する予定だったと思います。忙しいスケジュールの中、こうやってその後をちゃんと気にしているのは人柄ですよね。番組の中で吉村さんの「次は地方行きますか?」の質問に「アドバイス後、どうなったか確認したい」と言われていました。ただ言いっぱなしではなく・・・こういうところ、いや、かっこいいぜ!
なぜローランドは突き刺さるのか。
ここ最近、ローランドさんの出演する番組を片っ端から観ていました。なぜこんなにもローランドさんのことばは、僕に突き刺さるのかと思っていました。今回の「人生逆転!カリスマ塾」を観て、見えてきたものがあります。
ことばの選択が「シンプル」だからなんだと想いましたね。これはローランドさん自身の美学だったり、ビジネスの思考だったり、哲学だったりの部分で…「徹底的にムダを省いてシンプルを追求している」のだなと感じましたね。
それは発することばにも現れていて、不必要なことばを省いて「伝えたいメッセージ」のみを話す。
そしてローランドさんの人柄の部分を見て、根本に相手に対する「愛」があるなって想いましたね。思いやりが。その二つが揃っているので、僕の心のど真ん中に刺さって来ていました。これはテクニックだけじゃ無理ですね。
あと、やっぱりね、自分が事業で「もっとこうしておけば」とか「なんであのときやんなかったのかな」とか、思い残してることも・・突き刺さる理由の一つですね。もうことばを聴くたびに血管の中がぞわぞわしてきます。自分事やからですね。
ローランドさんをきっかけに、文章を書く上でこれはムダな言い回しだなとか考えるようになりましたね。Twitterとか特に文字制限があるので、要らないことばはとにかく捨てるべきだなと思いました。僕も引き算を極めて行こうと想います。完全にローランドファンやわ。
あなたはどう感じましたか?
ではではーーーー
ローランドさんの書籍
俺か、俺以外か。 ローランドという生き方 [ ROLAND ]
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※アイキャッチの画像は「出展元:ローランド オフィシャルサイト」。ブログ内の画像は「人生逆転!カリスマ塾」のスクショを引用しています。怒られたら、消します。
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