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【Netflix】偽りのサステイナブル漁業/SEASPIRACY

おはようございます!hat(https://twitter.com/hat__29)です!

今日はネットフリックスで配信されている映画『SEASPIRACY:偽りのサステイナブル漁業』を紹介します。

この映画は、前回紹介した『COWSPIRACY:サステイナビリティ(持続可能性)の秘密』のシリーズです。

監督はアリ・ダブリジ氏。

製作にはサステイナビリティの秘密の監督キップ・アンデルセン氏も。

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サステイナビリティの秘密は、畜産業のタブーに切り込んだ作品でした。

今回の偽りのサステイナブル漁業は、商業漁業の闇に切り込んだドキュメンタリー。

まずは知ることから。ぜひすべての人に1度は観てほしい作品です。

目次

偽りのサステイナブル漁業の内容

商業漁業の闇とは?

監督、語り手、出演を務めるアリ・タブリジ氏。

幼い頃からイルカや鯨、海が好きだったアリ氏。

そんな彼が海洋番組の制作にたずわった時、鯨をはじめ膨大な数の動物たちがビーチに打ち上げれている事実を知ります。

それは人間が捨てるゴミ・・主にプラスチックが原因でした。

そこからゴミ拾い、海を守る団体への寄付、自身の日用品からプラスチック製の物を省いていく・・など個人ができる環境保護活動を始めます。

なかなか改善しない状況に不安を覚える中、”日本が商業捕鯨を再開した”というニュースが飛び込みます。

海の動物たちが死んでいる原因はゴミだけでなく、意図的に殺しているのからでは?

取材、調査を続けていく先に、商業漁業の闇が。人や地球に及ぼす影響が見えてきます。

・・・・

いきなり舞台は日本になります。

世界の反対を押し切り、鯨の捕獲を始める日本。

取材に行く、警察にマークされる。

日本人なら、これを観て衝撃を受けるのではないでしょうか。

僕はショックを受けました。

日本だけでなく、世界の漁業、養殖の問題についても迫っていきます。

これらの問題は世界規模で隠されており、なかなか表に出てきません。

ぜひ映画の中で、その闇を目撃してください。

海に住む動物の重要性

鯨、イルカなどの動物たちがいなくなるとどうなるのでしょうか?

鯨は海の生態系の安定を担っている存在です。

イルカの糞は、植物性プランクトンの餌になります。

そのプランクトンは、アマゾンの熱帯雨林の4倍もの二酸化炭素を吸収してくれます。

さらには地球上の酸素の85%を供給してくれているのです。

つまりは、海の動物の死は海の死を意味し。海の死は地球の死を意味します。

・・・・

海洋植物が二酸化炭素の吸収と酸素の供給の大部分を担っていたのは知りませんでした。

この映画以外でもソースは調べてみようと思います!

漁業にとってのサステナブルとは?


作中にも登場する『サステナブル・シーフード』。

漁業におけるサステナブル(持続可能)とは何か?

『獲った魚より新しく生まれてくる魚の方が多い』

であれば、いつまでも魚を獲ることができますし、食べることができます。

しかし現実は新しく生まれる魚の量よりも圧倒的に獲られる魚の方が多く、このまま行くと「2048年には魚がゼロになる」と言われています。

前述もしましたが、海の生態系が壊れることは地球の死を意味します。

また大きな網を海底に垂らして船で引っ張る『トロール漁業』。

網で魚を獲る際に、本来獲る目的の魚以外の動物たちも一緒に打ち上げられます。

それはウミガメであったり、イルカであったり。

打ち上げられた動物たちはどうなるか・・全部、死んじゃってます。海に返しているのですが、それは死体になったウミガメやイルカたちです。

マグロ8匹を獲るのに、イルカが45頭殺されている・・などの事例があるそうです。
※SEASPIRACYより

Japan - Japanese
MSC(海洋管理協議会) 将来の世代まで水産資源を残していくために、認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際的な非営利団体です。

MSC認証は「持続可能な手法で獲られた天然魚です」という国際認定です。

現実はお金を払えば認証を受けられるもので、実情をチェックは全くされていないとのことでした。

またチェックに行った人間は、漁業から帰って来ないそうです。全員事故死・・。

そんなことあります?

プラスチックゴミ

海洋汚染の要因の1つとして、プラスチックゴミが注目されています。

鼻にストローがささったウミガメの動画が話題になりました。

毎分ごみ収集車1台分のプラスチックが捨てられているそうです。

既に1億5000万トンのゴミが海に捨てられています。

海に捨てられたプラスチックは、海の中で細かい粒子に分解されます。それを『マイクロプラスチック』と呼びます。

海の動物・・魚たちはこの毒のスープを食べています。

必然的にその魚を食べている私たちも、マイクロプラスチックを接種していることになりますね。

植物由来の魚代替肉も!

映画の中で、魚の代替肉を研究開発しているメーカーを取材している所も紹介されます。


出典元:https://switch-news.com/politics/post-37465/

どんな味がするのか気になります!

大豆ミートなどがあるのは知ってましたし、自分も購入していましたが魚の代替肉もあるとは知りませんでした。

自分がどれだけ、まだまだにわかなのか(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)

植物由来の魚代替肉に関連する記事を見つけてきたので、シェアしておきます。

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ゆるベジを始めてから、こういった食に関する情報をたくさん目にするようになりました。

その中で代替肉(魚を含む)に挑戦している人たちも知りました。

素敵だなって。

“肉より美味しいものをつくってやる!”

この意気込みがかっこいいですよね。

シー・シェパード


出典元:https://www.bbc.com/japanese/41079365

作中に環境保護団体『シー・シェパード』が登場します。

このシー・シェパード、詳しくは知りませんが・・海を守るために漁業をしている人を攻撃するテロリスト組織だと思っていました。

僕と同じようにそう思っていた人も、たくさんいるのではないでしょうか。

それはメディアの影響ですね。

ニュースで日本の船が攻撃されたと報道されていました。

それくらいしか覚えていません。

過激派の組織というイメージが。

作中ではシー・シェパードは漁業に携わる人に危害を加えたことはないと述べられています。

現状、それが本当なのか、映画以外の別ソースをまだまだ調べ足りていません。

でも今回、この映画を通じて世界で起こっている漁業に関する問題を知りました。

この背景を知っていたとしたら?

あの時のシー・シェパードのニュースを観た時の印象も変わったのではないでしょうか。

日本側・・鯨を捕獲する側の目線から配信されたメディアのニュースです。

『シー・シェパードの行い=悪』という視点で配信されています。

個人的な意見として、海の生態系は守られるべきだと考えます。

情報の受け取り方って、目線を変えると印象も何もかも変わりますね。

そしてニュースの内容が真実とは限らないってことですね。

YouTubeにこの時のニュースの映像がアップされていました。

そこでのコメントも見ました。

そこで感じたのは、人の認識ってあくまで「主観」でしかないなって思いましたね。

シー・シェパードに関しては追って情報を集めてみます。

まとめ

海でどんなことが起きているのか。

畜産に続き、知らないことばかりでした。

まずは皆さんも知るところから始めて観てほしいです。

そこからどう行動するかは自分次第。

・・・・

僕は”お寿司”が大好きです。

食べ物の中で1番。

ペスカタリアン(魚は食べるベジタリアン)から始めたベジタリアンでしたが、つい先日より魚の消費もやめることにしていました。

ついに。

大好きだったスシローも行ってませんよ。ホントに。

正直に話ますが、廃棄になる魚は食しています。このブログを書いている今(2021年4月4日)は、ここ1週間ほどは食べていませんが。

ベジタリアンになる前から飲食関係でアルバイトはしています。明日にはお客様には提供できない、廃棄になるもの。それを食しています。

それから提供されたものに関しては、捨てずに食べる選択をしています。

ヴィーガンやベジタリアンの人の中には、残してまで食べない方もいらっしゃると思います。

自分のスタイルとしては、それは残さないことを選択しています。

これは肉や魚が食べたい言い訳ではないですよ笑。

さらには、わざわざそれを食べる言い訳を作るためにだけに会合に行くってこともありません笑

あくまでゆるベジ(フレキシタリアン)を自称します。

ヴィーガン名乗って、ふいに肉食べて叩かれてる・・・この文化いやですよね(;’∀’)

そんな近況です。

ではではーーーーー

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この記事を書いた人

経歴:フリーター→飲食店経営→自由人(投資家、占い師、ブロガー)。8年経営した愛店を手離し、自由の身となりました。自由人になりたかったのですが、ぽっかり空いたものが・・それは『熱く』なれる何かが足りないことに気付きました。熱くなれるものを探す第二の人生をスタートです。ブログは熱くなれた一つです。一緒に見つけませんか?

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