コロナウイルスの影響で、日本各地が自粛モードを迎えてますね。
学校が休校、マラソンなどの大型イベントの中止・・。
そういったニュースが目立っていますが・・もっと身近なところで苦しい想いをしている業種があります。
飲食店です。特に個人飲食店は辛い資金繰りを迫られていると思います。
そして実際に岡山の駅前にある仲間の飲食店に行って、今の状況を確認してきました。
・・ということで今回のブログは、今飲食店が直面している状況についてと、この状況を打破するためのヒントになるような情報を集めました。
このブログを読まれた飲食店の方は、何か参考になるものがあれば幸いです。
また消費者の皆さんは、飲食店の状況を理解の上、何かできることをしてもらえたら嬉しいなと思います。
飲食店が置かれている状況
では知り合いの飲食店で起こってることを書いていきます。
まず影響を直撃してる飲食店業態と、それほど影響受けていない業態とわかれていますね。
影響を受けにくい業態は、10~20席規模くらいのお店やBARなんかは、目立った影響はないようです。
コミュニケーションが主軸になるようなお店さんは、こういう状況でも強いですね。
食事とお酒を愉しむような居酒屋さんなど・・20席以上あるようなお店さんは、来店が減ってる感じがあるみたいです。
さらに団体様の予約は、ほとんどがキャンセルになったようです。
3月のこの時期は、送別会シーズンで飲食店からすると稼ぎ時です。
会社の送別会はほぼ全滅でしょうね・・。
団体予約が中心の大人数が入るようなお店は、本当に大打撃ですね。
ちなみにですよ。
団体様の予約って、40名様規模であればだいたい15~20万円くらいの売上が発生します。
これが何件もなくなってるって想像してみてください。
毎週1組あった場合、4週間で60万~80万円くらいの損失。
※40名×4000円=16万円。16万円×4週間=64万円。
またビュッフェ形式のお店は、極端に来店が減っているそうです。
スタッフの給料、家賃、光熱費、水道代・・マジでどうやって払ってくの?
1週間前くらいから急にキャンセルが増えたり、来店が減ったりとわかるように影響があるそうです。
他にもTwitter等で上がっている声をシェアさせてもらいました。
https://twitter.com/ktazanneyas/status/1234395667147026432?s=20「ラーメンの大公」なつかしラーメン
— 蓮城さん (@renzy0u) March 3, 2020
札幌の中心部に位置する創業54年の老舗も今、閉店の危機に晒されています。ほんのり甘みのある醤油スープは絶品です。
コロナにより外出は推奨されない時期ですが、客が来なければ店は潰れます。
こんな時期ですが、美味しいお店を絶やさぬ為に外食、しませんか? pic.twitter.com/R79KLdMLlY
https://twitter.com/Sayakanae36/status/1234833750841651200?s=20新コロナウイルスの影響がかなり出て来ましたが、弊店は変わらず営業しています。もちろん毎日静かな営業ですが。
— お燗とvinめし くいぜ (@quize_atsukan) February 28, 2020
このままでは閉店せざるを得ない飲食店が多数出てくると思います。過剰な自粛はせず、この機会に懇意にしている飲食店をぜひ応援してほしいと思います。
貴方の一杯が飲食店を救います
炎上覚悟でツイートします。増税やらコロナの影響で店を維持するのが難しくなってきました。なので今日から毎日売り上げを掲示します。もし目標達成出来なかったら閉店します。もしシールドを残したいと思って頂ける方が居ましたらどうかお力をお貸しください! pic.twitter.com/geFOaGaoji
— BAR SHIELD. (@ShieldAkasi3911) February 29, 2020
考えられる対策
ネットで調べるとピンチになっている飲食店に対して、対策を考えられてる方がいらっしゃいました。
良いなと思ったものを書かれていた記事のリンクを貼ります。
宅配&出前に切り替える
このヤマシタ マサトシさんは沢山のアイデアを出してくれていました。
1.宅配&出前に切り替える
2.収束後に来てもらえる未来の予約席販売
3.未来の応援席をもうける
4.ドネーション性をとりいれる
5.チャンスなので時間作って経営改善する
飲食業一本化以外のリスクヘッジを考える。
宅配&出前に切り替えるは、良いですが自社で配達するのはバイクで?など今までやてなかったのに急に変えるのに、ハードル高そうですね。
ということで、最近では地方でもウーバーイーツが始まってますね。
岡山県でも3月4日からウーバーイーツスタートです。
これ解決策じゃん!!って最初思いました!
しかし、配達の手数料がなかなか高いです。
飲食店て1000円のものが売れても全部が利益ではないですからね。
商品には必ず食材費がかかっています。
ここにさらにウーバーイーツの手数料がかかると、1000円のものを売って300円利益あるかないかくらいですねぇ。
消費者の方はなかなか理解できにくい部分かも知れませんが・・(;’∀’)
『ウーバーイーツになると少し割高』になったとしも、理解あるといいなあと思いますね。
「未来のお客さんになろう!」プロジェクト
個人的に一番素敵だなって思ったアイデアです。
山本雅也 / KitchHikeさんの記事ですが、飲食店自らは言いにくいかも?という配慮から勝手に応援を始めたというプロジェクトです。
飲食店の飲食チケットを購入できるプロジェクトです。
これは本当に素敵だなって思いました。
僕も地元でこういうことできたらなって。
コロナ影響に関係する助成金
国も影響で経営困難な事業者に対して、助成金を出してくれるそうです。
もし該当するのであれば、絶対に申し込むべきだと思います。
助成金って正直、知ってるか知ってないかで決まります。
クラウドファンディングで支援を募る
クラウドファンディングで支援してもうのも良いと思います!
クラウドファンディングの大手プラットフォームのCAMPFIREではコロナウイルスによる売上減少の影響を受けている事業者向けのプロジェクトをサポートしています。
これは一例ですが、どストレートに助けてください!とプロジェクトを立ち上げてます。他の飲食店の方が参考になればとのことです。
またCAMPFIREでは特別金利での融資も行っているようです。
クラウドファンディングで支援してもらうことは恥ずかしいことではないと思います。知り合いの飲食店がプロジェクトを立ち上げていたら、全部支援させてもらおうと思います。
まとめ
僕は元飲食店経営者です。
しかも団体予約をメインに受けていた業態でしたので、影響を直撃していたと思います。
今は飲食の世界から離れていますが・・自分がこの状況に直面していたら・・と考えると心臓が締め付けられる思いです。
飲食店経営者のみなさんには、本当に踏ん張ってほしいです。
もし自分の好きな飲食店には、足を運んだり、テイクアウト始めたら買ったりしてあげてほしいです。
あなたの一杯、一回の来店が飲食店を救います。
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