昨日の事ですが、倉敷芸文館にて
『倉敷市・高梁川流域SDGs×クラウドファンディングセミナー』
を聴講してきました。
倉敷市・高梁川流域での活動を目的としたクラウドファンディングで資金調達をした場合、それにかかる手数料の3分の2(上限30万円)まで補助してくれるそうです。
その一環で、
・日本のクラウドファンディング(以下:クラファン)の元祖『Readyfor』によるクラファンの解説
と、
・クラファンで何度も資金調達に成功しているITONAMI(旧EVERY DENIM)の代表・島田舜介さんによる体験談
が聴ける、とっても貴重なセミナーでした。
前半のクラウドファンディングについては以前、同じくReadyfor主催のセミナーに参加したこと際にまとめた記事があるので、そちらを参照ください。
今回はReadyforの中にある『晴れ!フレ!岡山』という地域密着型のクラファンの紹介もありました。
これは岡山県内でのプロジェクトに特化したクラファンで、その地域に住んでいる方や注目している方に応援してもらえやすいというメリットがあります。また山陽新聞さんや中国銀行さんのサポートも受けれるようです。
晴れ!フレ!岡山でプロジェクトを立ち上げたとしても、全国版のReadyforにも掲載されるので支援者の対象が減るわけではないのでご安心を。
後半のITONAMIの島田さんのお話は、島田さん自身の活動とクラウドファンディングでどんなプロジェクトをどんな想いで立ち上げたのか?などの話を聴くことができました。
すごい金額が集まってます!!
最後に質問コーナーがあり、せっかくなので質問させていただきました。
質問したのは・・・
数回の資金調達に成功している経験則から…
・実績がない時と実績が出てからの立ち回りは?
・これからクラファンをやろうって方へのアドバイスは?
という3つも聞いちゃいました。
この回答がとても参考になりましたので、シェアさせてもらいます。
※個人的な解釈も加わっていますので、島田さんの意図と違う可能性もあります。参考程度によろしくお願いしますl。
クラファンを行う上でどのようなことを心掛けているのか?
・同じ方向を向いている方(協力者)がどれくらいいるのかを意識している。
これは自分がやろうとしているプロジェクトに対して、共感してくれる人たちがどれくらいいるのか?例えば、〇〇川のゴミ問題を解決に臨むプロジェクトがあったとして、それに対してどれくらいの人が共感してくれるのか?
そこに共感してくれる人は支援してくれたり、プロジェクト自体を他の人に紹介してくれたりする可能性があります。ここを意識されているそうです。
・自分の活動(仕事)とプロジェクトに一貫性があるか?
例えばですが、島田さんはデニムのブランドを運営しています。なので立ち上げているプロジェクトは、デニムおよび自分の事業に関係するプロジェクトです。
・普段の活動(仕事)中やイベントなどで想いを発信する。
普段の活動をしている中で、発信し続けること。イベントでも。自分がどういう想いでこのプロジェクトを立ち上げているのかを伝える。
実績がない時と実績が出てからの立ち回りは?
ここ、結構聴きたかった内容です。
資金が集まるのは、『島田さんだから』ってついつい思っちゃいますよね。実績があるし、名前も知られてるし。
まだ実績がない段階では、どんなことに取り組まれたのかを聴きました。
実績がない段階では誰も自分のことを知らないので、有力者の方に想いを伝えて協力を得たとのことです。
知り合いが多い人、人望がある人、実績(仕事)のある人などなど…
誰が応援しているのか?
知らないプロジェクトにはなかなか興味が湧きませんよね。そのプロジェクトを自分の友達や信頼している人が応援していると知ったら、見方が変わって来ますよね。
そういった方に想いを直接伝えて、協力してもらえるようにお願いをされたそうです。
↑これはすごい参考になりましたね。なるほどーー!!っと。
これからクラファンをやろうって方へのアドバイスは?
Readyforさんのフルサポートプランをオススメされていました。
宣伝ではないんですけど・・と笑。
Readyforさんのプラットフォームでは、
・自分だけでプロジェクトのページの作成を行うシンプルプラン
・Readyforスタッフさんによるサポート付きのフルサポートプラン
というプランがあります。
プランによって資金調達後の手数料が変わって来ます。もちろんフルサポートプランの方が手数料は高くなります。
しかしフルサポートプランは経験豊富なスタッフの方に、立ち上げの基礎からアドバイスまで丁寧に行ってもらえます。
初心者の方はフルサポートプランでアドバイスをもらいながら進めることをオススメされていました。
また他者の目線も重要だと。
自分のページを客観的に見てもらえること。そうすることで、この言い回しの方が伝わりやすいとか、同業者にしかわからないような専門的な話についついなってしまうのを気付かせてもらえる・・など。
実際、経験豊富な島田さんでもほとんどのプロジェクトをフルサポートプランで行われているそうです。
・・・・
どれもなるほどって思いましたね。
同じ岡山県で事業を営む者として、こんな身近な方が実際に注目を集め、いろいろと活動されていることにとても刺激にもなりました。
岡山、いいですよね。
ブログを読んでいただいたあなたにも、何か参考になれば嬉しいです。
ではではーーーーー
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